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ワールド・イズ・ア・ゲットー |
ドラムシンバルのビートにベースがかぶり全体の音が出てくると「シスコ・キッズ」の歌声から始まる名盤。強烈なファンク・ビートがあるわけではない。むしろ穏やかな雰囲気の中で全員で歌声を合わせていくという雰囲気の中で進んでいく本当に平和そのものの音楽だ。タイトルはゲットーだが、要するにゲットー状態の地球をなんとかしようぜ的メッセージの中にある作品と考えた方がいいだろう。この頃に大人気で日本にも来ているはずだ。子供のころに家に転がっていたFM雑誌か、芸能雑誌でみた覚えがある。そう、ツアー取材の雑誌があったはずだ。そのぐらいに話題にあったはずだが・・・・・日常まではいかなかったのかもしれない。まあそれはそうだな。当時の日本は高度成長期だったはず・・確かまだ・・・・あぶないな。こどものころはこういった人たちがいるのだなあ的な受け入れ方だったはず。そうそれ以上は何もなかったのだ。だがある程度年をとると思わず・・・・だが入手は大困難。と、いうわけでCDの廉価盤が海外でだされそれが円高のころにやってきてようやくまともに聞いた。で、このなんとも言えない呑気な陽気さにひかれた。言葉よりも音楽!!そうの典型の状態。しかしベースの全体へのリード感がひたすらカッコイイ。ベーシストにおすすめの音だ。しかしこのグルーブ感は他ではなかなか聞くのは難しいのかもしれない。しかし本当に粘りのあるカッコイイベースだな。参りました。ここでも聞けるバンドのインプロバイズ能力は凄まじい!生で聞きたかったな。 |
曲目 |
1.THE CISCO KID
2.WHERE WAS YOU AT
3. CITY COUNTRY ,CITY
4.FOUR CORNERED ROOM
5.THE WORLD IS A GHETTO
6.BEETLES IN THE BOG
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